韓国メイク、今は何が流行ってる?2026年秋のリアルと日本でのイメージ

ベージュとローズのアイシャドウ、チーク、グロス、アイペンシルとブラシを並べたコスメ

「韓国メイク」と聞いて、何を思い浮かべますか?つやんとした肌、キラキラの涙袋、ぷるぷるのリップ。あのアイドルみたいな華やかさ、やっぱりかわいいですよね。

でも、2026年秋の韓国メイクを見ていると、それだけでは収まらない変化が。淡いベージュやサーモン色をなじませるメイク、唇の輪郭をふわっとぼかすブラーリップなど、力の抜けた仕上がりにも注目が集まっています。

私が気になるのは、「韓国っぽい顔をつくる」から「今日の自分に似合う色と質感を選ぶ」への変化。日本で親しまれているイメージと、韓国の今を並べてみましょう。ここでは韓国の美容記事やコスメの動きを手がかりに紹介します。10〜20代全体の街頭調査ではありません。

ベージュとローズのアイシャドウ、チーク、グロス、アイペンシルとブラシを並べたコスメ
色と質感を選ぶ楽しさ。アイシャドウ、チーク、リップと道具を並べたイメージ。

日本で見かける「韓国メイク」は、入口のひとつ

日本のメイク紹介では、K-POPアイドル風の横長アイや、ぷっくりした涙袋がポイントになることがあります。ステージや写真でぱっと目を引く顔は、真似したくなる要素がわかりやすいんです。

ただ、日本でも素肌感や落ち着いた色を取り入れる紹介はすでにあります。「日本だけ昔のまま」という話ではありません。日韓のメイクは、同じSNSやコスメを通じてかなり重なっています。

違いを考えるなら、国籍よりもまず場面。アイドルの撮影用メイクと、授業や通勤の日に選ぶメイクをそのまま比べると、ずれが出ます。朝のコンビニに行くのに、毎回カムバックの準備はしなくていいですからね。

同じ女性の華やかなアイドル風メイクと、輪郭をやわらかく仕上げた日常メイクの比較
左はツヤと目元を強調したアイドル風、右は淡い色でまとめた日常メイクのイメージ。仕上がりの方向を比べています。

2026年秋は、淡い色をつなぐ「멀멀」に注目

今、韓国の美容記事で目に入るのが「멀멀(モルモル)メイク」。ヌード、サーモン、ベージュなどを、境目が目立たないように薄くなじませる方向です。パーツを全部くっきりさせるより、顔全体のやわらかい雰囲気を楽しむ感じ。

軽くツヤを残したベースに、淡い目元と頬の色をつなぐ。韓国の美容誌が紹介する仕上がりも、「薄い=何もしない」ではなく、色の強さを丁寧に整えたメイクです。

私も、目元と頬をいつもより淡くして出かけた日、鏡を見て「こういうやわらかさも好きだな」と思いました。ただ、ベージュだけでまとめると、自分には少し物足りなくて。頬と唇にほんのり血色を残したら、顔全体がなじみました。流行の色を全部そろえるより、自分が元気に見えるところをひとつ残す。その調整が楽しかったです。

淡いサーモンベージュの目元とピーチローズの頬、チークブラシを写した拡大イメージ
淡い目元と頬の色をつなぐ「멀멀」メイク。境目のやわらかさを拡大して見てみます。

リップは「ツヤ一択」から、質感を選ぶ楽しさへ

韓国コスメのリップには、今もガラスみたいなツヤがあります。その一方で、口元の境界をやわらかく見せる「ブラー」の存在感も。ブラーは、写真のぼかしのように輪郭をふんわりさせるという意味です。

唇の色に近いローズやベージュを内側から広げて、端はくっきり囲まない。昔の、内側だけ濃く外側を白くするグラデーションを再現するより、自然な色のつながりを楽しめます。

10代をターゲットにしてきた韓国ブランド「colorgram」の公式ラインアップにも、涙袋メイク用アイテム、ブラータイプのティント、ガラスのような光沢のティントが並んでいます。若い世代向けでも、ひとつの顔しか選べないわけではないんですね。

最近は、目元をきらっとさせた日はリップを落ち着かせ、目元がシンプルな日はツヤのあるリップを使っています。全部のパーツを主役にしようとして、鏡の前で引き算し直したこともありました。ひとつ質感を変えるだけで、手持ちのコスメでも気分が変わるんですね。「今っぽくするために全部買い替えなきゃ」と考えなくなって、朝のメイクが少し気楽になりました。

ローズ系リップの光沢のある質感と、輪郭がやわらかなマットの質感を並べたコスメ
同じローズ系でも、左のツヤと右のふんわりした質感で印象が変わります。

ピンクだけじゃない。ベージュとブラウンもかわいい

2026年には、温かみのあるベージュやブラウンを使う「굽굽」メイクも紹介されています。日本語では「トーストメイク」と呼ばれることも。目元、頬、唇の色を近づけると、秋の服にも似合いそう。

いちごミルクみたいなピンクのかわいさと、焼き菓子みたいなベージュのかわいさ。私は後者の、ちょっと大人っぽい温かさに惹かれます。名前だけ聞くとお腹がすくのが、小さな難点です。

ここでも、自分の肌を無理に白くしたり、濃くしたりする必要はありません。アイシャドウをいつものピンクから淡いブラウンに替える。そのくらいの変化でも、服との組み合わせを楽しめそうです。

肌の上にベージュ、サーモン、キャラメル、ブラウン、ローズブラウンを並べた発色イメージ
ベージュからブラウンへ。温かい色を並べると、トーストメイクの色選びがイメージしやすくなります。

10〜20代の「リアル」を、ひとつの顔にしない

SNSで目立つメイクと、そのまま毎日使いやすいメイクは別。涙袋やラメを楽しむ方向も、淡い色で仕上げる方向も、若い世代向けのコスメの中にあります。どれかが出てきたから、別のメイクが消えたとは言えません。

だから、「韓国の子は全員こうしている」と見るより、なぜその色や質感に惹かれるのかを考えるほうが面白い。以前は、気になるメイクの写真を丸ごと再現しようとして、普段の服から顔だけ浮いてしまったことがありました。今は、頬の色やリップの質感をひとつ取り入れて、手持ちの服と合わせています。次に試すブラーリップも、まずはいつもの目元に合わせて楽しむつもりです。

明日のメイクで試すなら、この3つ

  • 頬と唇の色を近づける。ピンク同士、ベージュローズ同士など、手持ちの色でOK。
  • リップの端を少しぼかす。色をたっぷり足す前に、少量で仕上がりを見る。
  • ツヤかラメの主役をひとつ選ぶ。自分が見せたいところを決めると、足し算が楽になる。

私の今の気分は、淡いベージュ系の目元に、ほんのり血色のある頬と唇。やわらかいのに、ちゃんと気分が上がる顔がいいんです。あなたなら、ぷるっとしたツヤと、ふわっとしたブラー、明日はどちらを選びますか?

メイクの話で覚えたい、かんたん韓国語

화장(ファジャン)— 化粧

립(リプ)— リップ

볼(ポル)— 頬

눈썹(ヌンッソプ)— 眉毛

예뻐요(イェッポヨ)— かわいいです/きれいです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です